ポピュラールームよりご紹介
ウォルト・ディズニーは1920年台からアニメーションを制作していました。
しかしその初期は短編作品のみで長編アニメーションとなると1937年の「白雪姫」が第一作になります。
最終更新日2020/7/18
レコード文化のリサイクル
富士レコード社 古書センター店
レコード一筋、日本でも一番古くなってしまったレコード屋で、創業は昭和5年(1930年)。
でも本当は関東大震災前の神楽坂の夜店でレコードを売っていたのが始まりでした。
そんな伝説のある老舗らしく、今でも変わらぬオールジャンルで、どなたにも楽しみな品揃えを心掛けています。
また「売るとき買うとき便利な店」として、皆様のご信頼にお応えしています。
明治・大正時代のラッパ吹込みSP盤はもちろん、昭和に入り戦前、戦中、戦後のSP盤の黄金期、
モノラルLPの希少盤、ステレオ盤、人気のEP盤など、はたまた今でも根強いファンが絶えないカセットテープや
オープンリールまで、アナログレコ-ドの歴史すべてを取扱います。
モットーは「なんでもあるあるお楽しみ」そして「レコード文化のリサイクル」。
さあ、ご一緒に楽しみましょう!スタッフ一同心よりお待ち申し上げます。
1926年アメリカ製手巻蓄音機
ヴィクトローラ 8-30「クレデンザ」
この「クレデンザ」は、「銭形平次」の作者として名高い、野村胡堂先生が実際にお使いになっていた蓄音機です。
皆様ご存じのように、胡堂先生は同時に「あらえびす」のペンネームで活躍された日本の洋楽の草分け評論家でもいらっしゃいました。
その名著「名曲決定盤」は現在でも中央公論新社の文庫に入って出版されており、好事家の座右の書として有名です。
この愛機はのちに形見としてご同僚の評論家、青木謙幸先生に引き継がれましたが、昭和56年(1981年)
当古書センターへの出店の折に、広く皆々様のご試聴用蓄音機として活用するようにと、姪にあたる先代の故 井東冨二子社長に託されたものです。
ヴォイト・ドメスティックコーナーホーン
このスピーカーは1934年頃(昭和9年頃)に、イギリスで作られた励磁型(フィールド型)
といわれるホーンスピーカーで、当時のままのコーンや真空管、回路などが今でも生きている非常に珍しい貴重なものです。
励磁型スピーカーとは、その場で電磁石を使って磁気を作り振動板を振動させる方式のスピーカーのことです。
主として1920年代から1950年代頃までに使われていた技術です。その後この電磁石の代わりに性能の向上した永久磁石を使った現在のスピーカーが生まれています。
その音は、大型手巻蓄音機の延長線上の音質をもち、特に声楽、器楽、室内楽などの再生に威力を発揮します。SP盤を電気再生する方が多くなった現在、一度は聴いていただきたい音質です。