サン=サーンス作曲「序奏とロンド・カプリチオーソ」作品28
ヤッシャ・ハイフェッツ
バルビローリ指揮ロンドンフィル
1935年3月18日ロンドン録音
英HMV DB2580・・・¥4,000(込)売切れ
もうこの演奏の胸のすく、スマートな演奏といったら・・・今でも十分通用する模範的な演奏だと思います。バックのバルビローリもいいですね。あらえびす先生の言われる、「曲よし、演奏よし、録音よし」の名盤です。
ジャック・ティボー
フランソワ・リュールマン(指)交響楽団
1916年8月17日~9月20日の間にパリで録音
仏パテ縦振動レコード 952・・・¥40,000(込)売切れ
若きティボーが、ヴェルレーヌと知り合ったり、名指揮者コロンヌに見いだされ世に出る、そのきっかけとなった曲で、生涯に3回録音している内の最初の録音。これはアメリカ盤。縦振動なので再生には専用の機械が必要です。
ミッシャ・エルマン
パーシー・カーン(ピアノ伴奏)
1907年ロンドン録音
米Victor 71038・・・¥10,000(込)
イダ・ヘンデル
キャメロン指揮ナショナル交響楽団
1945年4月28日ロンドン録音
英Decca K1171・・・¥15,000(込)
15歳で録音デビューしたヘンデル、20歳の時の録音。ドイツ終戦の1週間前、1945年4月の空襲のやんだロンドンで、初の協奏曲録音が開始され、チャイコフスキーとラロ、メンデルスゾーンの各協奏曲録音の間に、この「序奏とロンド」は録音されています。ゆったりとしたテンポで堂々としたサン=サーンスです。
ヘルマン・クレバース
オッテルロー指揮ハーグ・レジデンシー管弦楽団
オランダ PHILIPS N11234G・・・¥5,000(込)
ルネ・シュメー
ハロルド・クラックストン(ピアノ伴奏)
1926年頃録音・昭和8年3月発売
日ビクター JD3・・・¥4,000(込)
シュメー独特の歌いまわしは聴きものです。
ヤッシャ・ハイフェッツ
スタインバーグ指揮RCAヴィクター管弦楽団
1951年6月19日ニューヨーク録音
スカンジナヴィア HMV DB21516・・・¥4,000
これはハイフェッツ2回目の録音。
ミッシャ・エルマン
ワルター・ゴルデ(ピアノ伴奏)
1915年12月31日キャムデン録音
独Grammophon 07932・・・¥5,000(込)
エルマン2回目の録音。レーベル上のピアノ奏者はカーンではなく、ゴルデが弾いていました。
レオ・ストロコフ
ピアノ伴奏
1923年8月8日ロンドン録音
英Columbia 971・・・¥5,000(込)売切れ
サラサーテの使用していた楽器を使って録音した「スペイン交響曲」もありました。この盤には楽器使用のクレジットはありませんが・・・
アルバート・スポールディング
アンドレ・ブノワ ピアノ伴奏
裏面)マスネ作曲「タイース」~瞑想曲
1913年7月22日、24日ニューヨーク録音
米Edison 縦振動ダイアモンドディスク 82043・・・¥5,000(込)
これも縦振動録音なので、専用の蓄音機が必要です。
ご紹介したSPレコードは、古書センター9階富士レコード社にて、ご試聴のうえお買い求めできます。また地方の皆様には1枚からでもお送りできます。お尋ねください。