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- 取扱商品 -

SPダイレクト・トランスファー

ドイツのナイチンゲール
エルナ・ザックの芸術
1935年~1939年録音
78CDR-3925 ¥800(込)2023年11月新譜

2009年3月から毎月5点ずつリリースされているSP、LPレコードからの復刻レーベルです。
現在、最新リリースまでで800点余りを販売しています。
最近はひと月3点のリリースに代わりましたが、古くからのSP、LPレコードの蒐集家でもある新 忠篤氏ならではの選曲で、古今の名盤、思わぬ希少盤などが目白押しです。当初は氏が主催されるオーディオ塾での参考音源として製作されたものですが、あまりの音のリアルさに今では広く好事家に受け入れられています。
ほとんどいじらない非常にストレートで自然な復刻なので、元となったSP原盤が悪いとそのままの悪い音で再生されてしまいます。これもご愛敬。今から70年、100年前の音源とは思えない素直な再生音で、まるですぐそこに演奏家がいるような錯覚を覚えます。

この度、全品税込¥800という価格に設定しなおされました。一層お求めやすい価格になりました。
記念すべき発売第1号は、
コルトーによるショパン作曲ピアノ協奏曲第2番です。

発売リストの規格番号、「78CDR- 」というのは78回転シェラックレコード(SPレコード)からの、また「33CDR- 」というのはLPレコード、EPレコードからのダイレクトトランスファーです。現在毎月3点ずつ新譜として発売されています。折に触れて更新していきます。
ご自宅で「管球王国」誌の取材を受ける新 忠篤氏。

新氏は、1963年日本コロムビアに入社、ダイレクト・カッティング、30㎝ 45回転盤などを製作、またノンフィルター復刻で人気のDXMシリーズなどお企画製作に従事されました。1972年フィリップスに移ってからは、本社オランダ・フィリップスの日本地区クラシックの責任者として、小澤征爾氏、内田光子氏などの欧米での世界販売に成功され、さらにはオランダ本社でのマーケティング担当副社長に就任されました。
1996年からフリーランスとしてSPレコードからの復刻企画、真空管アンプの設計、製作を続けていらっしゃいます。
このCD-R製作のオーディオ機器のシステム図







上掲写真とも、「管球王国」誌 Vol.81 2016年SUMMER号から転載させていただきました。
2024年3月にリリースされた最新盤はこの3枚

ショパン作曲:ワルツ集
アルフレッド・コルトー
1943年戦禍のパリで録音された2回目の全曲録音。1934年の1回目の録音にはプレイエル社のピアノが使われたが、ここではスタインウェイ社のピアノを弾いている。ちなみにオリジナルのSP盤は入手困難なもののうちのひとつ(S)
78CDR-3935 ¥800(込)
ルヒャルト・シュトラウス作曲:ヴァイオリンソナタ 変イ長調 作品18
ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)
アルバート・シャーンドル(ピアノ)
1934年、ハイフェッツ34歳のときに録音されたこの曲は最初のレコード。のちに20歳のヌヴーが5年後にベルリンで録音していた(本シリーズ78CDR-3076で発売中)
78CDR-3936 ¥800(込)
ベートーヴェン作曲:ピアノソナタ 第12番 変イ長調 Op.26「葬送」
レオニード・クロイツァー(ピアノ)
1933年の再来日以降、1953年10月のリサイタル中の心筋梗塞がもとで、2日後に亡くなるまで、日本の楽壇に多大な貢献のあった大恩人。お弟子さんもたくさんいた。
78CDR-3937 ¥800(込)
ご紹介したCDは、古書センター9階富士レコード社にて、ご試聴のうえお買い求めできます。また地方の皆様には1枚からでもお送りできます。どうぞお気軽にお尋ねください。

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