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コルトー=ティボー=カザルス・トリオ

コルトー=ティボー=カザルス・トリオ
二十世紀の音楽遺産

室内楽史に燦然と輝くピアノ三重奏団の歩み
20世紀を代表するピアノ三重奏団、通称「カザルス・トリオ」。
彼らの録音は現代日本においても今なお絶大な人気を誇っています。英国HMVの初版オリジナルSP盤のセットを持つことはいまだにマニアにとっての憧れです。
この本は彼ら三人の軌跡を豊富な史料や報道記事の抜萃とともにたどる伝記であり、そしてトリオというアンサンブル形態に対する充実した研究結果や、演奏家とその関係者(批評・出版・興行・団体など)をも調査した社会史研究としての一面も持つ、興味深い1冊です。
コロナ禍によって「室内楽」が注目される今、愛好家にとって重要な位置づけとなる好著です。おススメします。

フランソワ・アンセルミニ +レミ・ジャコブ 共著
桑原威夫 訳

四六判 264頁(録音一覧・年表付)
2022年7月20日 第1刷発行
定価 ¥2,750(込)

目次のご紹介

第1章 トリオ以前のコルトー、ティボー、カザルス
         パートナーを求めていた三人の若きスターたち
第2章 室内楽、テニス、社交界
        トリオ結成
第3章 三重奏の起源
        その形態と様式の成立と変遷
第4章 トリオ組曲、あるいはコンセンサス協奏曲
第5章 「友情の喜び、音楽の喜び」
        トリオ前期(1906~14)
第6章 「生きがいともいうべきもの」
        トリオ後期(1921~31)
第7章 金銀財宝
        トリオのレパートリーとレコード
第8章 報道を通して見たトリオ
        批評概観
第9章 トリオ後のコルトー、ティボー、カザルス
        別離、不和、和解

おわりに
コルトー=ティボー=カザルス・トリオの後継者たち
謝辞
訳者あとがき
主要人名索引

コルトー=ティボー=カザルス・トリオ録音一覧
出典
トリオ演奏会年表 前期(1906~13)後期(1921~31)


★朝日新聞と出版社が共同運営するサイト「じんぶん堂」に、桑原威夫氏の記事が掲載されています。2回出ます。どうぞお読みください。
https://book.asahi.com/jinbun/article/14685465

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