内 容 :主として、1910年代後半から1930年代前半までのオーケストラ録音をご一緒に聴いていこうと思います。
この時代の録音は観賞用としては不向きなものも含まれますが、
じっくりと耳を澄ませば、そこには当時を生きたフルトヴェングラー、ワルター、メンゲルベルクらの
生まれ育った土壌が浮かび上がってきます。
と同時に、それ以前の1880年から1890年頃の演奏様式にも思いを馳せることができるのです。
言い換えれば、文献をもとにした古楽器研究よりも、
このような録音を聴くほうが古い演奏様式を知るためには重要なのです。
当日は古楽器の奏法とラッパ吹込時代のオーケストラ奏者の奏法を実際にヴァイオリンを弾いてお話になりました。ありがとうございました。
主催:富士レコード社 神田神保町古書センター9階
お問い合わせ電話:03-3264-8546
2017/01/20
2017/02/27