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- お知らせ -

2026/06/01

第57回SPレコードコンサートは終了しました

あいにくの雨の中、ご来場賜りました皆さまには心より感謝申し上げます
「ソ連 メロディアレコードの稀少盤を聴く」

~謎多きレーベル MELODIYA~ 

と き:令和8年6月20日(土)午後2時開演
    (1時半開場・5時頃終演)

ところ:神保町北澤ビル 2階 ブックハウスギャラリー
    【古書センターから靖国通りを九段方向へ左側徒歩3分・北澤ビル正面左側階段上】

先着35名様 入場無料(要・ご予約)
【電話でもメールでもOK。お申込みください】
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案内人:長島直哉(ながしまなおや)氏
中学3年から50年以上レコード集めに勤しむ。20年ほど前からソ連のMELODIYAレコードに興味を持ち、クラシック音楽のSP・LPを収集する。ソ連崩壊とともに永久に失われた、西側とは一線を画す高い芸術性をもったその幻の音を少しでも復元することを目指す。現在、某大手電鉄グループのビル管理会社顧問。
(左写真は会の始めに機器のご説明をされる長島氏)
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使用機器:スピーカー:独ZEISS IKON 可搬式スピーカー(12インチアルニコスピーカー2個) プレーヤー:独ELAC社 MIRACORD カートリッジ:独ELAC社 MST1(独グラモフォン社モニター用)パワーアンプ:独Zeiss社 IKON(放送局使用) プリアンプ:米カウンターポイント社 SA-5 フォノイコライザー:日ラックス社 LXV OT10(特注品、専用電源付)
(レコードプレーヤーとパワーアンプは220V使用) 
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内  容:1940年代~1950年代のメロディアのSP盤の全盛時代に活躍したソ連の名演奏家たちは、政治体制の問題もあり、ほとんど西側に知られることはありませんでした。その卓越した個性と音楽性の高さは忘れ去られるにはあまりに惜しい存在です。そこで今回は、彼らの人間的エピソードにも触れながら、皆様とご一緒にその素晴らしい演奏を楽しみたいと思います。
マリナ・ヤシュヴィリ、ガリーナ・バリノワ、ユリアン・シトコヴェツキ―、アントニーナ・ネジダーノヴァ、ニコライ・ゴロヴァノフ、ローザ・タマルキーナ、そしてマリア・ユージナ、など、興味津々の演奏家が登場します。
さらに今回の電気再生装置は長島氏が普段使っている機器をそっくり移設、どんな音で鳴ってくれるのか、こちらも楽しみなコンサートです。 どうぞご期待ください。
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・・・・・《プログラム第1部》・・・・・

 1.チャイコフスキー 「メロディ」

ドヴォルザーク 「スラヴ舞曲より作品46―1」

グラズノフ 「ワルツ(バリノワ自身の編曲)」

ガリーナ・バリノワ(ヴァイオリン)  録音:1950年前後

ザンクトペテルブルク生まれの女流です。1910年生まれ。2006年没。当時大量に生産された78回転LP

 2.スクリャービン「24の前奏曲より第1番―第6番」

ショパン「24の前奏曲より第15番」 録音年 不明

 ウラディーミル・ソフロニツキー(ピアノ)  録音:1957年頃

1901年ロシア ザンクトペテルブルク生まれ。 1961年肺癌にて死去 あのリヒテルが「あなたは神だ」と崇拝した巨匠。

 3.モシュコフスキー「ギターラ」

パガニーニ 「カンパネッラ」

 ユリアン・シトコヴェツキ―(ヴァイオリン)  録音:1952年頃

1925年ウクライナ・キエフ生まれ。1958年没 肺癌により夭折したため、レコードの少ない名手。

 4.アリャビエフ「うぐいす」(※)

グリーク「ソルヴェイグの歌」「ソルヴェイグの子守唄」

 アントニーナ・ネジダ―ノヴァ(ソプラノ) 録音:1908年(※)、1935

オデッサ生まれ。1873年生まれ、1950年没

伴奏指揮は夫君ゴロヴァノフ。ボリショイ歌劇場のプリマドンナとして永く君臨。
  

・・・・・《プログラム第2部》・・・・・

1.リムスキーコルサコフ 「交響組曲シエラザードより第3楽章「若い王子と王女」」

グリーク 「イプセンの戯曲ペールギュントの上演のための音楽より

「オーゼの死」「アニトラの踊り」「山の魔王の宮殿にて」」

ニコライ・ゴロヴァノフ(指揮)  録音:1947年頃

モスクワ生まれ  1891年生まれ、1953年没

現代人からみればあまりに異形な解釈ゆえ「怪人指揮者」扱いですが、私は、愚直に作品に向き合い、その最良の姿を造形しようとした指揮者と捉えております。

 2.リスト 「ハンガリー狂詩曲第10番」(※)

「巡礼の年第3年イタリアより ペトラルカのソネット第104番」

ショパン 「スケルツォ 第3番」

 ローザ・タマルキナ(ピアノ)  録音:1935年(※)、1950年頃

ウクライナ・キエフ生まれの女流  1920年生まれ、1950年没 血液癌のために夭折、遺された録音はあまりに少ない。

 3.モーツァルト 「ピアノ協奏曲第23番より第2・第3楽章」

 マリア・ユーディナ(ピアノ)  録音:1948

ロシアの西端ブスコフ州ネーヴェリ生まれの女流 1899年生まれ、1970年没 ロシアピアノ楽壇史上もっとも偉大なピアニストの一人
ユーディナを尊敬していたリヒテルは、「グールドもユーディナに較べれば可愛い」と言い、モーツァルトのコンチェルトについては、「弾くとみっともない恥さらしになるので、彼女のあとには弾く気にはなれない」とコメントをのこしています。

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会の冒頭長島さんのメロディアレーベルに興味を持ち始めたそもそも、大戦後ソ連に押収されたフルトヴェングラーの戦時中の録音がソ連国内で秘かに出回り、それを入手して聞き始めたのがきっかけというお話し、レコードのプレス場所によっても音が違うし、何だこれはと思ってはまり込んでいったそうです。そして最良の音質で聴きたいがためにヴィンテージのオーディオ機器もお揃えになったとのこと。
最初はヴァイオリン、ツァイス社の家庭映画用のスピーカーから流れたのは柔らかくそれでいてリアルな音像。最初から感動です。途中機械の説明や曲目の背景などの博識なお話しもはさみピアノ、声楽と聴かせどころを心得た選曲で、第1部は終了。休憩中にも機械に興味津々なお客様が長島さんに質問ぜめでした。
第2部は氏が特に敬愛する指揮者ゴロヴァノフの「シェエラザード」からスタートです。次のグリーグの「ペールギュント」の耳なじみの曲目にも場面の説明がありゴロヴァノフがいかにそれを愚直に最良の姿に作り上げていったのかを確認することができました。良い指揮者ですね。そして会の最後はスターリンとの接触があったマリア・ユージナのモーツァルト。有名なエピソードもさることながら、ユージナがこのモーツァルトに、のちのロマン派つながるさきがけを見ていたというお話しにもうなずけた、演奏であり、音質でした。長島さんどうもありがとうございました。
最後に長島さんが参考になさっているというメロディアのサイトをご紹介いただきました。(S)
 1.Soviet records (RUSSIAN-RECORDS.COM) 
 2.records su
 3.Melodiya discogs
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主催:富士レコード社 神田神保町古書センター9階 

お問い合わせ電話:03-3264-8546  
e-mail:info@fuji-recordsha.co.jp

 

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