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- お知らせ -

2019/09/03

第36回SPレコードコンサートは終了しました
たくさんの皆様のご来場を感謝申し上げます

★古本と音楽の街 神保町★第36回SPレコードコンサート★
「広瀬悦子ヴァイオリン・リサイタル65」
        ~CD発売記念コンサート~

と き:令和元年9月29日(日)
                    午後3時30分開演(3時開場・6時頃終演)

と こ ろ:神保町 北沢ビル2階 ブックハウスギャラリー
                       (古書センターから靖国通りを九段方向へ左側徒歩3分
                          北沢ビル正面左側階段上)

入場無料 先着50名様・・・事前に無料入場券を差し上げます。
★電話でもメールでもOK。富士レコード社古書センター9階へお申込みください。

●ゲ ス ト: 広瀬悦子 先生(ヴァイオリニスト)

●案 内 人: 新 忠篤 氏(オーディオ・レコード研究家)
                桑原威夫 氏(在日フランス大使館勤務)

●使用アンプ:オランダPHILIPS E81Lプッシュプル
                   プリ・メイン アンプ(SPレコード対応イコライザ付)
                 (新 忠篤氏:設計・製作)
 スピーカー:GIPラボラトリー 励磁型2WAY (GIP597A+GIP4189)
●内 容: 今回は、このたび弊社より1965年に行ったリサイタルの初CDを発売なさった広瀬悦子先生をお迎えし、新、桑原の両氏が、インタヴューという形でお話しをお伺いし、さらにゆかりのレコードをご一緒に聴くという趣向のコンサートです。
広瀬先生は戦後間もない頃のパリ国立高等音楽院に留学し、往時の雰囲気を知る、数少ない日本人演奏家です。そのフランコ=ベルギー派の流儀を身につけられた音楽院の様子や教授陣のこと、また直接師事された先生方の思い出話しなどをたっぷりとお話しいただきます。どうぞご期待ください。
パリ高等音楽院時代やブイヨン先生の思い出を語られる 広瀬先生

本日のプログラム
第1部
1)広瀬悦子~三浦みどり/モーツァルト作曲 ヴァイオリン・ソナタ 変ロ長調 K.454より第1楽章 ラルゴ-アレグロ 
2)ドゥニーズ・ソリアノ、マグダ・タリアフェロ/モーツァルト作曲 同曲より 第3楽章 (仏Pathē PAT84/5原盤)1937年録音
3)ガブリエル・ブイヨン、モーリス・フォール/ドヴォルザーク作曲 作品72-2、ブラームス作曲 ワルツ 作品39-15(仏Pathē X5444原盤)
4)ミシェル・オークレール、ジャック・ティボー指揮パリ音楽院管弦楽団/ ハイドン作曲 ヴァイオリン協奏曲 第1番 ハ長調 Hob. VIIa-1より  
1楽章の一部(仏Disque Gramophone W1579/80原盤)1943年録音
5)ヘンリク・シェリング/バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV.1004よりシャコンヌ(仏Odeon ODX-123B1955年録音

2
6)広瀬悦子/イザイ作曲 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ短調(ティボーに献呈)より第3楽章 影たちの踊り
7)三浦みどり(ピアノ独奏)/ブラームス作曲 3つの間奏曲 第2番 変ロ短調 作品117-2  2004920日「三浦みどり先生を囲む会」ライヴ録音
8)広瀬悦子、三浦みどり/ラヴェル作曲 ツィガーヌ
9)広瀬悦子/バッハ作曲 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ 第2番 ニ短調 BWV.1004よりシャコンヌ

開演前にドビュッシーの「海」とイザイの無伴奏の楽想の類似点などについてのお話を聞く皆様。左から広瀬先生、インタヴューを担当した桑原様、中央立って先生のお話をお聞きになるマスタリングや録音をご担当された常盤様、そしてCDの音録りと本日の音響をご担当された新 様。

会場は最後まで熱心なお客様でいっぱいでした。閉会後の即席サイン会も大盛り上がりで、先生のお人柄もあってほんとうにあたたかい会でした。
シェリングの最初のシャコンヌの録音からたった10年後にこれだけのシャコンヌを弾き切った先生の演奏を聴いて最後の締めに、インタヴューした桑原様の言った言葉がすべてでした。
「きょう僕らは、広瀬悦子というヴァイオリニストを知ってこころから誇りに思います」



主催:富士レコード社 神田神保町古書センター9階

お問い合わせ電話:03-3264-8546
Email:info@fuji-recordsha.co.jp

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