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- お知らせ -

2019/05/28

第35回SPレコードコンサートは終了しました。お暑い中ご来場いただいたお客様には、心より感謝申し上げます

                 ★本と音楽の街 神保町★
             第35回SPレコードコンサート
  『「セロ弾きゴーシュ」の音楽』
~ 宮沢賢治の聴いたSPレコード~
と   き:令和元年7月28日(日)
         午後1時30分開演(1時開場・4時頃終演)
と こ ろ:神保町 北沢ビル2階 
                               ブックハウスギャラリー

入場無料 50 名様・・事前に無料入場券を差し上げます。
電話でも、メールでもOK。
富士レコード社古書センター9階までお気軽にどうぞ。

案内人:黒崎政男氏(哲学者・東京女子大教授)
使用蓄音機:1926年米国製
                 手捲き蓄音機  ヴィクトローラ「クレデンザ」

内    容:作家宮沢賢治(1896~1933)は、我が国で最も初期のSPレコードの愛盤家であり、そして彼の文学作品にはSPレコード体験から霊感を受けて書かれたと思われる箇所がたくさん存在します。
かつて「セロ弾きのゴーシュ」に登場する音楽はすべて架空のものだ、と言われてきましたが、さまざまな研究のおかげで、最近では対応するレコードが存在しているのではないか、と考えられるようになりました。 このコンサートでは、「第六交響曲」「印度の虎狩り」「なんとかラプソディー」をはじめ、「愉快な馬車屋」の対応レコードと思われるものも初めて紹介してみたいと思います。さらに、賢治が実際聴いたと考えられるSPレコードもいくつかかけましょう。
どうぞ皆様、久々の黒崎教授のご登場を是非お楽しみに!

主催:富士レコード社 神田神保町古書センター9階

会の冒頭、ご自分がなぜ賢治の「セロ弾きのゴーシュ」に興味を持ったのかをお話しされるプロフェッサー黒崎氏。
会場からはレベルの高いご質問もあったり、またご自身の希少なSP盤を入手する苦労話も交えて、熱のこもった、楽しく有意義な会となりました。
「宮澤賢治の聴いたクラシック」(小学館 刊)の著者、萩谷由喜子様もお顔をお見せになり、盛会裏に終了いたしました
黒崎先生、ありがとうございました。

なお、当日の模様は黒崎先生の「KUROのブログ」で視聴できます。

または、こちらからどうぞ・・・前半 https://youtu.be/D2fSl4a5OAk
                                        後半
https://youtu.be/qrWvkQX6hy0
当日のプログラムです。

今回使用した蓄音機は米国ヴィクター社製 ヴィクトローラ「クレデンザ」。実際に野村胡堂 あらえびす先生がお使いになっていた蓄音機です。
あらえびす先生と宮澤賢治は同郷ということで、これも何かの縁かなと思ったことでした(S)

更新日2019/07/29

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