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2019/04/16

第34回SPレコードコンサートは終了しました

第34回SPレコードコンサートは終了しました

『SPレコードで聴く
             レシェティツキの弟子たち』

    き:令和元年526日(日)
                             午後330分開演(3時開場・6時頃終演)
と こ ろ:神保町 北沢ビル2階 ブックハウスギャラリー

入場無料 50 名様・・・事前に無料入場券を差し上げます。
電話でも、メールでもOK。富士レコード社古書センター9階まで、
お気軽にどうぞ。

案 内 人:夏目久生(なつめひさお)氏
             (サクラフォン代表、ピアノレコード研究家、
                                                 マスタリング・エンジニア)

内    容:黄金時代のピアノ界を担った伝説の教師レシェティツキ。その門下のピアニストたちの伝説的演奏を辿る、当コンサート初のオールピアノ演奏のコンサートです。
現在レシェティツキ研究の集大成である復刻CDシリーズ『レシェティツキの弟子たち』を刊行中のサクラフォン代表、夏目氏ならではのナビゲートで、SP時代の中でも個性豊かだった時代の19世紀ロマン派の薫り高き演奏をごゆっくりお愉しみください。
当日は、サクラフォンレーベルの展示即売会も開催いたします。あわせてお楽しみに。 

sakuraohon WEB     http://www.78rpm.net/
SHOP     https://www.sakuraphon.net/
FB        https://www.facebook.com/sakuraphon/

主催:富士レコード社 神田神保町古書センター9

お問い合わせ電話:03-3264-8546 
Emailinfo@fuji-recordsha.co.jp

左写真)当日のコンサートのひとコマ


案内人:夏目久生氏のご紹介

サクラフォン(Sakuraphon)代表、ピアノレコード研究家、マスタリング・エンジニア。

www.78rpm.netをピアノSPレコードの専門サイトとしての運営をインターネット黎明期から開始。

クラシック歴史的音源のCD復刻レーベルであるDIW Classics(ディスクユニオン)のプロデュースを行う。

「ショパン演奏の秘かな愉しみ」、「Hounds of Ecstasy~スクリャービン歴史的録音」(ロシアピアニズムの佐藤泰一氏と共同プロデュース)、「ショパンコンクールの歴史」など、レコード芸術で数々のタイトルを受賞。また「ピアノ音楽の秘かな愉しみ」と題したサロンコンサートを、ピアニストの松原聡氏などとともに主催。

その後、19世紀的ピアニストたちの歴史的音源を体系的に復刻するため、自らのレーベル「サクラフォン」を立ち上げ、 マリー・パンテ、ヴィクトール・ジル、アンリ・ジル=マルシェックス、アニェル・ブンダヴォエなど、フレンチピアニズムのCDを中心にリリース。

さらに、浜松市楽器博物館の協力を得て、ヴィンテージ・スタインウェイの再生機を使用したウェルテ=ミニョンのピアノロールCDをリリースしピアノロール再生にも造詣を深める。

30年にも及ぶレコード研究の集大成として、最新作「レシェティツキの弟子たち」(全6巻)のシリーズでは、ピアノレコード研究の第一人者であり著作家のJ.メスエン=キャンベル博士、Arbiter Recordsのアラン・エヴァンス、ウラディミール・ドロズドフ協会代表のナターシャ・O・チェルニィなど世界中の専門家とコラボレーションし、世界初収録の音源を次々にリリース中。

現在、海外のカルチャー誌でのインタヴューやラジオ放送などを通し、世界中のクラシック・レコードファンから注目を集めている。

左)コンサート・プログラム

当コンサートシリーズ初となったピアニストの演奏を集めた有意義な会でした。

ベートーヴェン、ツェルニー、レシェテツキと連なるドイツのピアノ演奏の流れの中で、そのレシェテツキの弟子たち10人にスポットを当て、丁寧な解説とともに聴いていきました。今回初の試みでしたが、プロジェクターを使っての解説の補完も素晴らしく、ご来場の皆様もご熱心に聴きほれていらっしゃいました。
氏が、欧米のコレクターたち(アービター、マーストン、メロ、ほか)との交流で入手された希少盤をご披露なさる一方、パデレフスキーやモイセヴィッチといった比較的入手の容易なピアニストの演奏もきちんと押さえた選曲で、大いに盛り上がりました。
また米国製手巻蓄音機「クレデンザ」のホーン部分に、米国アルテック社のドライバーを接続して、ホーンスピーカー代わり再生するという方法も大好評で、また機会があればお聞かせしたい音質を発しました。
休憩時間にご来場者と談笑される夏目氏








夏目さん、ありがとうございました。またやりましょうね。(S)
最終更新日2019/05/27

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