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- お知らせ -

2019/01/05

第32回SPレコードコンサートは終了しました

20世紀最高のトリオ《コルトー・ティボー・カザルス》
         ~第2回 トリオ全盛期(1906-1934)~

と    き:平成31年1月27日(日)
                     午後3時30分開演(3時開場・6時頃終演)
と こ ろ:神保町 北沢ビル2階 ブックハウスギャラリー
         (古書センターから靖国通りを九段方向へ左側徒歩3分・
           北沢ビル正面左側階段上)
入場無料 先着50名様・・・事前に無料入場券を差し上げます。
★電話でもメールでもOK。富士レコード社古書センター9階へお申込みください。

●案  内  人: 桑原威夫 氏(在日フランス大使館勤務)
                  新 忠篤 氏(オーディオ・レコード研究家)
●使 用 機 器:300Bプッシュプルアンプ
                   GIP-4189励磁型スピーカー(8インチ)

●内      容:昨年開催したトリオ誕生期のコンサートに引き続き、今回はその後の軌跡、全盛期を取り上げます。

・・・トリオは第一次世界大戦で活動中断を余儀なくされていました。コルトーは音楽で祖国に尽くす運動に邁進し、音楽師範学校を創立する一方、ティボーは従軍して負傷、退役後にアメリカ公演を成功させていました。また、開戦前に渡米したカザルスは戦後、故郷バルセロナで管弦楽団の創設に没頭・・・。
一見、別々の道を歩み始めたかのように見えた3人だったのですが、7年間のブランクを経てトリオは活動を再開、再び聴衆を熱狂させることになるのです。 
  本邦未訳の本、F・アンセルミニ、R・ジャコブ共著「ル・トリオ・コルトー=ティボー=カザルス」からの知られざるエピソードを交えながら桑原氏の解説でトリオ名演の数々を聴いていきます。ご期待ください。

主催:富士レコード社 神田神保町古書センター9階
                    お問い合わせ電話:03-3264-8546
                    Email:info@fuji-recordsha.co.jp

写真)ベートーヴェン「大公トリオ」仏盤のレーベル
会の冒頭、使用再生機器についての説明をする新 忠篤(あたらし ただあつ)

スピーカー:GIP-4189(励磁型8インチフルレンジ)+ハモンドオルガン用平面バッフル
プレーヤー:Technics SL-1200MK4
カートリッジ:GEバリレラ RPX-053
フォノイコライザー:可変カーヴ型モノラル・フォノイコライザーAEQ1(新氏設計)
アンプ:RCA 227(陣笠)単段シングルラインアンプ+Emission Labs 300B 単段プッシュプルパワーアンプ(いずれもゼネラル製ファインメットトランス使用)

当日はまるで、コルトーが、ティボーが、カザルスが眼の前で演奏しているような錯覚を覚える臨場感溢れる音楽が再生されました
第1部はコルトー、ティボー、カザルスの三人の、第1次世界大戦前後のそれぞれの活動にスポットをあて、サン=サーンスのピアノ協奏曲第4番の第1楽章、ティボーはお得意、ファリャのスペイン舞曲第1番、そしてカザルスはといえば勿論バッハの無伴奏、第6番アルマンドなど聴き、エピソードを交えながら解説されました。
休憩をはさんで、いよいよ第2部、ベートーヴェン作曲「大公トリオ」をフランス、ディスク・グラモフォン盤で全曲通して聴きました。圧巻でした。
桑原様、新様、どうもお疲れさまでした。ありがとうございました


最終更新日2019/01/29

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