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- お知らせ -

2018/04/24

第26回SPコンサートは終了いたしました

たくさんの皆様のご来場をありがとうございました

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世紀最高のトリオ《コルトー、ティボー、カザルス》

             ~第1回 トリオ誕生の軌跡~

 

   き:平成30617日(日)午後330分開演
         (3時開場・6時頃終演)

と こ ろ:神保町 北沢ビル2階 ブックハウスギャラリー
           (古書センターから靖国通りを九段方向へ左側徒歩3
              北沢ビル正面左側階段上)

入場無料 先着30名様・・・事前に無料入場券を差し上げます。

 

       案 内 人: 桑原威夫 氏(在日フランス大使館勤務)
                     新 忠篤 氏(オーディオ・レコード研究家)

       使 用 機 器:
                    1929年英国製 手捲卓上型蓄音機 EMG MARK

                    1934年英国製 スピーカー Voigt 使用による電気再生

                     新氏設計、桑原氏製作によるアンプ類を使用

 内      容: 人気、実力ともにすでにトップクラスだった三人がトリオを結成し、1906525日にパリで初めてピアノ三重奏曲を披露した。時にコルトー28歳、ティボー25歳、カザルス29歳。出身も経歴もまったく異なる三人を結びつけたのは、室内楽、テニス、そして社交界だった・・・
2014年にフランスで刊行された最新の研究本をひもときながら、当時から奇跡と評された「トリオ」の黎明期をレコード音源とともに再訪します。
今回は録音年代に合わせて、蓄音機と電気再生の両方でSPレコードをお楽しみいただきます。

 

主催:富士レコード社 神田神保町古書センター9

         お問い合わせ電話:03-3264-8546

        Emailinfo@fuji-recordsha.co.jp

 

会場には熱心なお客様で満席になりました。
桑原さんの解説は、入念な下調べの甲斐もあってとても興味深い内容で、2時間半という長丁場でしたが、皆さん大満足のご様子でした。

アコースティック録音のレコードは「EMG」の蓄音機で、電気録音のレコードは新忠篤氏設計のアンプを使って英国製ヴィンテージスピーカー「ヴォイト」による再生で、とういう具合に使い分けた贅沢な演奏でした。
フランスパテ社の縦振動レコードも、難しい電気再生で、実に良い音で演奏されました。
当日の演奏プログラムです。
今回はトリオの成立までを取り上げました。コルトー、ティボー、カザルスのそれぞれの生い立ち、デビュー、刺激を受けた周辺の音楽家たちの演奏を聴きながら
最初にトリオが取り組んだ、シューマンのピアノ三重奏第1番の全曲再生で会を締めくくるという趣向でした。
桑原さん、新さんお疲れさまでした。ありがとうございました。
興味津々、使用装置や蓄音機などをのぞき込む皆さん。
これも楽しいアフターアワーズ。





最終更新日2018/06/18

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