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ティティナ

titine charlie chaplin

ここでは時代を超越して愛されるチャップリンの映画の中から
やはり時代を超越して愛される名曲「ティティナ」をご紹介します。


この「ティティナ("Titina"、"Titine"と表記されることもあり)」。
元々はフランスの流行歌のようです。
ノベルティソングとしても軽快な歌であったためでしょう。
20年代半ばにアメリカに渡るとダンス曲としても大ヒットしました。
その頃は電気録音が一般化する直前のことでしたのでこの曲のレコードはラッパ録音と電気録音が混在しています。
ビル・マレイ Billy Murray 米VICTOR 19586

1925年6月に機械録音されています。
ビル・マレイはこの時代の代表的な男性歌手。
当時のやはり代表的な女性歌手エイダ・ジョーンズとのデュエットもかなりの数を残しています。
コメディアンでもあったらしいのでちょっとおどけた歌い方がこの曲には最も合っていると思います。
インターナショナル・ノヴェルティ・オーケストラ
International Novelty Orchestra 米VICTOR 19586

1925年3月に器械録音されています。
この楽団はビクターのハウスバンド的存在で指揮はナット・シルクレットが主に担当していました。
テーマが演奏された後、歌手が出てくるスタイルは当時の一般的なもの。
先ほどのビル・マレイと比べると楽団故かお手本的演奏に聞こえます。
ここで歌っているのはテナーのアーサー・ホール。やはりこの時代の代表歌手。
アーヴィン・フィールズ・トリオ Irving Fields Trio 日VICTOR S69

録音年代不明(おそらく40年代の終りでしょう)。
打って変わって戦後の録音。アーヴィン・フィールズはSP、LPの交代期に活躍した人です。
演奏者としてより作曲家としての方が有名かも?かの「マイアミ・ビーチ・ルンバ」の作曲者です。
ここではジャズっぽくテンポの良いピアノ・トリオ曲として演奏されます。
余談ですが「モダンタイムス」で相手役を務めたポーレット・ゴダードは当時チャップリンと結婚したばかり。
夫婦で来日もしていますがその時の様子が弊社社長の連載するコラム「レコード屋のおかみさん 44」にて写真付きで紹介されました。(なんとそこには市丸と三味線を抱えたティボーの姿が!)
「本の街」2011年12月号に掲載されています。
このコラムは現在も連載中!


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2012年7月11日投稿

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